こんにちわ。管理人のタナカです。このページでは、OCNモバイルONEの特徴・メリットデメリットなどを紹介します。このSIMを選ぶべき人の条件や、類似他社SIMも紹介していきますので、契約を検討している方は確認してもらえたらと思います。

目次
OCNモバイルONEの特徴と基本料金
通信容量 | 価格(1Gたりの価格) | 使用可能回線 |
110MB/日 | 1,600円 | docomo |
170MB/日 | 2,080円 | docomo |
3G | 1,800円(600) | docomo |
6G | 2,150円(358) | docomo |
10G | 3,000円(300) | docomo |
20G | 4,850円(242) | docomo |
30G | 6,750円(225) | docomo |
現在のキャンペーン
Amazonギフト券が最大1万円分もらえるキャンペーン中
ココがおすすめ
トップ3かけ放題オプション
10分かけ放題オプション
7か月以降解約料が発生しない
OCNモバイルONEのメリット・おすすめポイント
NTTコミュニケーションズが提供しているので安心
OCNといえば、NTTコミュニケーションズが運営している日本最大規模のインターネットサービスプロバイダ事業ですよね。NTTコミュニケーションズが運営している格安SIMサービスなので、会社の身元がハッキリしているので安心です。
通話をよくする人にはうってつけのオプション
OCNモバイルONEの最も強いメリットがトップ3かけ放題オプションです。これは国内通話料上位3番号への通話がかけ放題となるオプションで、上位3番号は毎月自動的に判別されます。10分かけ放題とは違い、10分以上の電話をしても、上位3番号までは0円になるので、特定の相手(3人以内)と長時間電話をすることがある人にはうってつけのオプションです。ちなみに、10分かけ放題との併用も可能ですので、特定の相手とは長電話をするし、他の人とも短めの電話を何度もするという人は、トップ3かけ放題と10分かけ放題のどちらも適用されるかけ放題ダブルのオプションを付けるといいでしょう。
10分かけ放題 | トップ3かけ放題 | かけ放題ダブル |
10分以内(1通話あたり)の国内通話が回数無制限で0円になる | その月の国内通話料上位3番号の通話料が0円になる | 10分以内(1通話あたり)の国内通話が回数無制限で0円になり、それを適用した残りの国内通話料上位3番号の通話料が0円になる |
月額850円 | 月額850円 | 月額1,300円 |
※通話時間が超過してしまった場合は、30秒10円として請求されます。
上記のオプションがあるので、OCNモバイルONEはとても通話に特化した格安SIMとなっています。3ギガプランにかけ放題ダブルのオプションを付けてもたったの3,100円です。ちなみにもっと電話をするのでかけ放題ダブルのオプションを付けても料金が高くなってしまう…と困っている方は、Y!mobileを検討ください。Y!mobileは正真正銘のかけ放題プランが存在する唯一の格安SIMです(2018年12月現在)。Y!mobileでかけ放題を付けた場合の料金は、月々2,786円(12か月間)、月々3,866円(13か月~24か月)、月々4,298円(25か月目以降)となります。Y!mobileは契約が2年縛りですので、それも考慮して検討してみてください。
MUSICカウントフリーで音楽を聴き放題
あまり知られていませんがOCNモバイルONEでは、MUSICカウントフリーのオプションが無料で使えるようになりました。(このオプションへの申込みは無料ですが、対象サービス自体に月額利用料が発生する場合、そちらの料金は別途支払う必要あり)このオプションを付けていると、対象サービス使用時の通信量消費が0になります。その対象サービスがこちら!
対象サービス:Amazon Music、AWA、dヒッツ、Google Play Music、LINE MUSIC、Spotify、ひかりTVミュージック、レコチョクBest
これらの音楽サービスを利用している方にはメリットが大きいですので、契約を検討してみてください。ちなみにLINE MUSICを利用する方は、LINEモバイルのMUSIC+プランで代用可能ですが、3ギガプランで月額2390になるので、3ギガ1800円のOCNモバイルONEよりは高くなってしまいます。Amazon Music、AWA、Google Play Music、Spotifyの利用を考えている方は、BIGLOBEモバイルのエンタメフリーオプションで代用することも可能です。BIGLOBEモバイルの場合は3ギガプランにオプションを付けると2,080円になるので、OCNモバイルONEより280円程度高くなってしまいますが、動画も見放題になったり、キャンペーン期間中だと6か月間は1200円割引だったりするので、検討する価値は十分あるかと思います。
バースト機能で低速通信中でもページ読み込みがサクサク
OCNモバイルONE専用のアプリには、節約モードのボタンがついており、それを押すことで高速データ通信容量を使わずに通信する、低速通信モードに切り替えることが出来ます。低速通信モードでは、通信速度が200kbpsになりますが、高速データ通信容量を節約することが出来ます。200kbpsは1秒間に200キロバイトの情報しか読めないので、大量の画像や動画の読み込みは出来なくなります。しかし、OCNモバイルONEにはバースト転送機能がついてるので、低速通信モードのときでも通信開始の一瞬だけは高速通信が可能です(高速データ通信容量を消費せずに)。このバースト転送機能のおかげで低速通信時であっても、画像の少ないサイト程度は一瞬で読み込むことが可能です。
OCNユーザーが使える無料wifiスポットがたくさんある
OCNモバイルONEでは全国8万6千か所に無料で使えるwifiスポットがあります。他社格安SIMだとこのようなwifiに接続するには月額費用を支払ってオプションを付けたりする必要がありますが、OCNモバイルONEだと無料です。これは立派な強みと言えそうです。wifiが設置してある場所はこのようなところです(2018年12月現在)
7か月目以降解約料がかからない
他社格安SIMでは一般的に12か月間の契約縛りがありますが、OCNモバイルONEでは6か月しか契約の縛りがありません。7か月目以降は解約が自由ですので海外転勤や留学を控えている方でも、安心して契約に臨むことが出来るかと思います。ちなみにmineoでは初月から解約料がかかりませんので、短期間だけ新規で電話番号が欲しいという方はそちらも検討してみてください。(MNP転出料はかかるので、電話番号を使い捨てずに使いまわしをしようと考えている人はご注意ください)
その他OCNモバイルONEのメリット・おすすめポイント
上記にかけませんでしたが、他にも良いところがたくさんあります。
・余った通信量は繰り越し出来る
・高速データ通信容量の買い増しが安い
・申し込み月の月額基本料が無料
などなど。他社と比較している方はこちらのメリットも考慮してくださいね。
OCNモバイルONEのデメリット・注意点
デメリットを紹介していくコーナーです。このデメリットを許容することが出来れば、契約後に後悔してしまうことはぐんと減りますので、しっかり契約前に確認しておいてください。
利用可能回線はdocomoのみ
ページ上部から何度か記載してあるように、OCNモバイルONEはdocomo回線しか使用できません。新規でスマホを準備する人や、OCNモバイルONEお申込み時にスマホもセットで申し込みしようと考えている人は問題ありませんが、auやSoftbankで購入したスマホを使いまわして格安SIMへの乗り換えを検討をしている方は、利用できませんのでご注意ください。
月額利用量が少し高い
OCNモバイルONEは3ギガプラン1,800円、6ギガプラン2,150円です。6ギガプランだと業界最安レベルなのですが、3ギガで1,800円は比較的高い料金であるといえます(最安レベルだと1,500~1,600円程度)。
通信速度はそこまで速くない
弱点として上げるほどでもないですが、通信速度はそんなに速くはないです。その代わりにwifiスポットが無料で使えます。通信速度がどうしても早くないとダメという方は、UQモバイルやY!mobileを検討ください。Y!mobileは電話かけ放題のオプションもありますので、OCNモバイルONEの代役にはうってつけかと思います。
7か月目以降の解約でもMNP転出料はかかる
契約の縛りは6か月なので、7か月目以降は解約料は0円になるのですが、MNP転出料は3000円かかってしまいます。つまり電話番号を引き継いで他社に乗り換えを検討している方は3000円かかるということです。3000円は他社と比べても同程度なので、OCNモバイルONEのデメリットというほどでもないのですが、落とし穴として記載しておきます。
その他OCNモバイルONEのデメリット・残念なところ
その他のデメリットについてです。これはOCNモバイルONEに限ったことではないですが、
・12時台などは回線が混雑するときがある
・キャリアのメールアドレスは使えなくなる
というのは弱みかと思います。頭の片隅に入れておいてください。
OCNモバイルONEの料金と運用シミュレーション
OCNモバイルONEも他社と同じようにデータ通信だけ出来るデータSIMと電話番号を使っての通話ができる音声SIMとがあります。電話番号での通話を考えている方は音声SIMを選ぶようにしてください。
通信容量 | データSIM価格 | 音声SIM価格 |
110MB/日 | 900円 | 1,600円 |
170MB/日 | 1380円 | 2,080円 |
3G | 1,100円 | 1,800円 |
6G | 1,450円 | 2,150円 |
10G | 2,300円 | 3,000円 |
20G | 4,150円 | 4,850円 |
30G | 6,050円 | 6,750円 |
上記の金額を踏まえて、大手キャリアとOCNモバイルONEとの料金の差を比べてみましょう。大手キャリアは低めに見積もれば7000円の月額利用料ですが、今回は電話かけ放題のプランを考慮して、8500円でシミュレーションします。OCNモバイルONEでは3ギガプランとトップ3かけ放題オプション適用時とかけ放題ダブルのオプションを付けたときの料金で比べていきます。また、申し込み月の月額費用は無料、SIMカード準備の初期費用として3394円がかかることも考慮しました。その条件下で1年間スマホを使った時の累計金額のグラフがこちらです。
大手キャリアでは1年間使うと11万円を超えてしまいますが、OCNモバイルONEの場合は、3ギガプランでかけ放題ダブルのオプションを付けても4万円程度でした。年間で7万円も違ってくるなんてビックリです。大手キャリアの解約料金を気にして解約できない方も、勇気を出してさっさと解約した方が結果的にお得になりますね。
OCNモバイルONEの現在のキャンペーン
OCNモバイルONEでは2018年12月現在、Amazonギフト券が最大1万円分もらえるキャンペーンを実施しています。申し込みは簡単で、リンク先の申し込みページの案内通りにAmazonでOCNモバイルONEのパッケージを購入するだけで、1万円分のAmazonギフト件がもらえます。OCNモバイルの申し込み手順は他社SIMと比べると少し特殊でして、Amazonでのパッケージ購入の手順が盛り込まれていますが、公式サイトの案内通りにAmazonでパッケージを購入して、申し込みと設定をすすめていけば問題ありません。
OCNモバイルONEのまとめ
ここまで読んでくださってありがとうございました。ではOCNモバイルONEのまとめをします。OCNモバイルONEは3ギガプランは月額利用料が比較的高いですが、6ギガプランは業界最安レベルになっています。売りの機能はトップ3かけ放題オプションとかけ放題ダブルのオプションと、MUSICカウントフリーオプションです。かけ放題ダブルを付けて通話用のSIMに特化させても、月額3100円程度ですみます。競合のSIMとしてY!mobileがあり、Y!mobileは月額利用料が少し高くなり、2年間契約の縛りが付きますが、通信速度がとても早く、完全なかけ放題オプション(何度でも何時間でもかけ放題)を付けることが可能です。Y!mobileでかけ放題を付けた場合の料金は、月々2,786円(12か月間)、月々3,866円(13か月~24か月)、月々4,298円(25か月目以降)となります。2年以上使うことを前提に考えれば、月々1000円程度の差になります。安さを取るのかスペックを重視するのか、しっかり考えて後悔のない格安SIM選びをしましょう。OCNモバイルONEは契約の縛りが6か月と短めなので、一回OCNモバイルONEを使ってみて、物足りなければワイモバイルに乗り換えてもよさそうですね!
